3rd battle

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これは俺らがまだ1年の頃の話 ―――――――――― ―――――― ――― 「1年が調子こいてんじゃねーよ」 「他校のあんたらに関係ねーじゃん?」 「なんだ?その口の聞き方は?」 「ぐだぐだうっせーんだよ」 隼人は落ち着きがなく、すぐに手を上げる奴だった 黒銀に入学してすぐに俺らの名前は広まった 「オラァ!」 「くッ…!」 「竜!」 「よそ見してんじゃねーよ!」 俺は荒高の3年に殴られた衝撃で壁に背中を打ってしまった 「い…ッて」 隼人は2、3人に囲まれながらも必死に抵抗している 「竜…!?」 隼人は俺を心配そうに見る 「竜、どうした…!?」 「背中…やられた」 俺は立ち上がるのもやっとで。 すると 「竜、」 隼人は背を向けて 「俺が守ってやるよ」 頼もしい背中を見ると、何故だか分からないけど安心した 「…はやと…」 _
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