2nd battle

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「竜って猫だよね」 意味が分からない隼人の発言に、飲んでいたジュースを吐き出しそうになったのも無理もないと思う 俺は眉間にシワを寄せ、隼人を凝視する 「うん、やっぱ猫。」 俺をじろじろ見てくる隼人はいつも以上に気持ち悪い そして、すげぇ怖い。 「…さっきからなに」 「竜さー、猫でいいじゃん」 「………はっ?」 まったく意味が分からず、俺は呆れた 「お前の言葉はいっつも主語がねーんだよ」 「だーかーらー」 「なに」 「俺の猫になれって言ってんの」 「…………はっ?」 _
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