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その1
サザ●さん一家崩壊
サザ●さんには数々の最終回エピソードが囁かれている。
最も有名なのは、一家が崩壊するパターンで
その内容は悲惨な物ばかり。
様々な例があるので
いくつか紹介しよう。
カ●オはグレて不良になってしまい、犯罪を犯して少年院に入る(暴走族に入るという説もあり)。
フ●やサザ●さんは、不倫、アルコールに走る。ワ●メは援交で病気をうつされ補導されてしまう。
ワ●メが援交に走った理由は学校でのイジメという説もある。
ナミ●イは会社をリストラされ心筋梗塞で死んでしまう(ボケ老人になったり脳卒中で亡くなる説もあった)
マ●オは自殺し、タ●ちゃんは暴走車両に轢かれて事故死。
タ●やお魚くわえたドラ猫は金属バットで撲殺されるという壮絶な内容である。
明るかった磯●家は無残に崩壊し、その結果サザ●さんは精神が錯乱してしまう…。
他にもこんなバージョンがある。
カ●オが町内の福引でハワイ旅行を当ててサザ●さん一家は海外旅行に行くことに。
しかし、フライト中に飛行機が墜落し一家全員が海に落ちてしまう。こうして
ナミ●は波
フ●は幽霊船
サザ●さんはサザエ
タ●ちゃんはタラ
カ●オはカツオ
ワ●メはワカメ
マ●オさんは鱒
というように、海の生物になってしまうというのだ。
この2つの最終回都市伝説は、八十年代の末期に流布しているが
元ネタは、漫画家のしあがり寿氏が多摩美術大学時代に、漫画研究会の会誌「タンマ」に描いた『サザ●さん』のパロディの『サザ江さん』ではないかと思われる。
その理由は、この漫画のストーリーが、都市伝説の内容とほぼ同じだからだという。
他にもマイナーな最終回の都市伝説で
サザ●さん(またはカ●オかタ●ちゃん)が玉手箱を開けてしまい、作品の中で止まっていた時間が流れ、全員が急激に老化し、死んでしまうという展開もあった。
なかなかSF的で不気味な最終回だ。
また、現実社会の具体的な場所を舞台として「磯●家が実在し、不幸な結末を迎えた」という都市伝説も流布されている。
この「サザ●さん一家の家」と呼ばれる屋敷は、鎌倉市内にあると噂された事があり、実際には単なる廃屋だったのだが、磯野という表札があったためサザ●さんの家として噂されたのだ。
この噂にも不幸な話があり、カ●オに武士の霊が憑依して暴れたとか、犯罪者に一家皆殺しにされたとか、多くの噂が語られたが、現在は焼失し更地になっている。
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