プロローグ

7/10
前へ
/33ページ
次へ
「そんな……」 『でもお主の親はお主をとても大切なんじゃよ』 「……何故わかる?」 『自分の親を自分で殺すのは耐えられるか?』 「!!! ……無理だ」 『じゃろ? もし生まれても子供のそばにいれば確実に死ぬ』 「そうなれば俺多分何してるか分んないな……」 『じゃろうな…』 「……俺はどうすればいい?」 『生きろ つらい決断をした親のために自分のために』 星龍は死という気持ちから離れて生きていくことを決心した 「そうするよ じゃないと親に合わせる顔がないしな!」 『うむ よくぞ言った』 星龍の目は生気をとりもどした
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

59人が本棚に入れています
本棚に追加