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少年は体中痣だらけになって気を失いかけていた
「はぁ なんでいつもいつも痣を作られるのだろう?」
少年は考えたそして答えを見つけた
「そうか 魔法が使えないのがいけないのか」
そう少年は全く魔法がつかえず両親にも幼いころに捨てられ
洸矢 星龍(こうや せいりゅう)という名前しか貰っていない。
「なら死ぬまで痛い思いをしないといけないんだ……」
星龍は生気を失くしつつあった。
「俺は生きている意味は有るのか?」
そう思いつつ歩き寝床を探していた
そしていつも寝ている洞窟に着いた
「そんな……」
洞窟は入り口が無くなりあたりは爆破されたあとがあった
「魔法が使えないから寝床も持てないのか…」
星龍は新しい洞窟に向かって歩いたが街の近くの殆どが爆破され
残っているのは誰も近づかない『悪魔の洞窟』だけだった
「残るは悪魔の洞窟か…」
悪魔の洞窟は街の人が入って帰ってきたことがないので
悪魔の洞窟と呼ばれている
「はは もういいや行こう悪魔の洞窟へ…」
星龍は洞窟へ向かった
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