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『!!! お主自分のことを知らんのか』
「知るも何も俺は洸矢 星龍だけど」
『…… おぬし親は?』
「いないよ… 物心ついたらもういなかった…」
『なら何故自分の名前を知っておる?』
「なんか頭に残ってた」
『やはりのぅ……』
「何なの?」
『星の民が生まれたら親は自分の子供を置いて去る必要があるんじゃ…』
「!? なんでだよ!」
『そうでもしなければ自分達が死ぬからじゃよ』
「!! 何でだ?」
『星の民は生まれたら大量の魔力を受け取ると同時に周りからも力を大量の魔力と命をとるからの』
「でもそれな時間がたったら子供の所に戻ればいいだろ!」
『星の民は物心がつくまで魔力と命をとり続けるからだから戻れないのじゃ』
「それでも物心ついたら戻ってこれるだろ!」
『誰が物心つくまで放っていた息子の所まで戻れるか!!!』
星龍は親に愛されず捨てられたと思い親を恨み続けてきたけど、それが自分のためと知った
は何ともいえない感情に支配されていた
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