――第1話――

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雄二 「まず手始めに、一つ上のEクラスを倒す!   ――明久、Fクラス大使として、Eクラスに宣戦布告して来い。」   明久 「え!? ―――…僕?普通下位勢力の宣戦布告の使者って酷い目にあうよね……?」   雄二 「其れは映画や小説の中の話だ。大事な大使に失礼な真似をする訳がないだろ?」   明久 「…でも……。」   雄二 「明久、これはお前にしかできない、重要な任務なんだ。騙されたと思って、行ってきてくれ。」   明久 「……、…うん!」 【最後は力強く】          ― 数分後 ―       明久 「騙されたよ!!!?」   雄二 「やはりな。」   明久 「予想してたのかよ!!」   雄二 「其れくらい予想できなくては、代表は勤まらん。」   明久 「少しは悪びれろよ!!」 【地団太踏んで】   雄二 「さ、これでもう後には引けないぞ。明久、覚悟は良いな?」   明久 「え?」   雄二 「お前の望みなんだろ?」   明久 「ああ、いつでも来い!」 【笑顔】  
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