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雄二
「まず手始めに、一つ上のEクラスを倒す!
――明久、Fクラス大使として、Eクラスに宣戦布告して来い。」
明久
「え!? ―――…僕?普通下位勢力の宣戦布告の使者って酷い目にあうよね……?」
雄二
「其れは映画や小説の中の話だ。大事な大使に失礼な真似をする訳がないだろ?」
明久
「…でも……。」
雄二
「明久、これはお前にしかできない、重要な任務なんだ。騙されたと思って、行ってきてくれ。」
明久
「……、…うん!」
【最後は力強く】
― 数分後 ―
明久
「騙されたよ!!!?」
雄二
「やはりな。」
明久
「予想してたのかよ!!」
雄二
「其れくらい予想できなくては、代表は勤まらん。」
明久
「少しは悪びれろよ!!」
【地団太踏んで】
雄二
「さ、これでもう後には引けないぞ。明久、覚悟は良いな?」
明久
「え?」
雄二
「お前の望みなんだろ?」
明久
「ああ、いつでも来い!」
【笑顔】
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