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「でもつぼみん、気にしなくていーよ。ミキさ、今はフラれて苛々してるだけだから。ハジメも少し口が悪くなり過ぎちゃってたけど、きっとお腹空いてたんだよ。お腹いっぱいになったら、今日の苛々もころっと忘れちゃうよ」 ましろは私の肩をポンと叩いてから、正面にある机に腰をかけた。 「……今日はえらくお喋りなんだな」 「ああ、私?人見知りだから」 「随分キャラが変わるんだな」 「石橋を叩いて渡るタイプなんだよ」 「そう……一発、殴っていい?」 「ダメだよ」 ましろは即答で拒否したけど、私はそれと同時にましろの顔を殴った。返事なんか最初から聞く気はない。殴る気しかなかった。
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