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…───
…僕の、途切れ途切れな話を
2人は真剣に聞いてくれた…
泣いてる間、2人は僕をずっと
慰めてくれた…
そのおかげで、何とか心に
落ち着きを取り戻すことができた。
「そんなことがあったんだ…」
「うん、それで勇気が欲しくて…
あのっこの話し忘れてもいいからっ!
ちょっと取り乱してて…ごめんね…」
「気にせんでいいで!いつだって聞いたるし、力になったる!」
「かまわず聞いてよ!」
「ありがとう…遼、崚行…!」
「そういやまだ君の名前聞いてへんやん、
名前なんていうん?」
「…あ、藍川、
藍川涼樹っていうんだ…」
「おぉ!りょうきっ!僕と名前一緒やん!運命感じるわぁ~w
超ラッキーやで涼樹!幸せもんやなぁ」
「何言ってんのさw
それより、ほっぺた大丈夫?
崚行の平手打ちは相当痛いから」
「まぁな~テコンドーやっとるからな~♪」
「褒めてないからw」
2人のやりとりに、
僕も自然に笑みがこぼれた。
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