*クリスマスケーキは

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「亮ちゃん」 「ん?」 「亮ちゃんプレゼント忘れてたんやからさ」 「おん、」 「亮ちゃんをプレゼントにしてや」 「へ?」 亮ちゃんが顔を上げると もう真っ赤になっている 「今更…、でもええの?」 「昔でも今でも、俺は亮ちゃんがプレゼントやったらなんぼでも喜んで貰うわ」 亮ちゃんを そっと抱き締めた 「ホンマに、俺で…?」 「亮ちゃんでちゃうくて、亮ちゃんがええの」 「…俺でよければ、なんぼでも貰ってください…」 「っありがとう、喜んで貰うわ」 答えたと同時に 亮ちゃんをソファに押し倒した 「ふ…ぅん…っ」 唇を重ねて お互いに舌を絡め合う 俺は時折亮ちゃんの舌を甘噛みしたりする 「んんっ…は…」 亮ちゃんに胸を軽く叩かれて唇を離すと 二人の間に糸が伸びた 亮ちゃんのシャツを捲り上げる いつものようにするのもつまらない 何かないかなとテーブルに目を遣ると ケーキ 「…忠、義…?」 「いつもみたいやとつまらんやんか?」 指でケーキのクリームを掬って 亮ちゃんの胸の突起をなぞる .
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