0人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
あの後、志紀は意味不明な行動を連発しながら、観客となった女子高生達を爆死(爆笑しすぎて死ぬ、という意味の造語。最近はやっているらしい)させていった。
「ぶっはははは!!あ~…おなか痛い。また来週もやってねぇ!ふぁっはっはっはっは!」
京香の次に仲が良い眼鏡少女築軌蓮(きずきれん)がお腹を捩じらせながら言った。
「そんなにおもしろかった…?!よし…任せろ!」
ガッツポーズを決め、志紀はニッと笑う。
そしてそんな昼休みも終わり、学校生活の1日も終わりを向えようとしていた。
…そんなとき。
担任の口から、非常に小さな、それでも志紀の日々を変える非日常が、不意に飛び出してきた。
最初のコメントを投稿しよう!