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太陽がゆっくりと昇りはじめ朝を告げる
窓からはカーテン越しに暖かい光が差し込んで、室内をうっすらと照らし出していた
そんな穏やかな朝に、似つかわしくない目覚まし時計の大合唱が響きだす
ぼんやりとした意識の中で、ゆっくりと手を布団から引きずり出し、目覚まし時計を探し当てる
そして、撫で回すようにスイッチを探す
平たく丸い時計の頂上にあるスイッチを押して解除する
この作業を五回繰り返しやっとのことで室内は静まり返る
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