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信長の元へ珀は急ぐ。
音も無く。
まるで風のように駆けて行kっ…
ドシャーン
「いってゃああぁぁっっ!!!!」
コケた。
「今のタイミングでコケるか!!?なんか今凄く真面目なとこだったと思うんだけど!!」
せっかく第一印象決める予定が木っ端微塵に粉砕された。
まぁ良い。先を急がなければならない。と、珀は気を取り直した。
噂によると信長は気に入らないやつはとことん嫌うらしい。そして殺してしまうとか…
珀はまだ命を失えなかった。
護るべき命があるから。
とにかく、もうすぐで約束の刻限だ。
夜が明けてきた。
人々の足音や話し声、家畜達の鳴き声などが聞こえ、町が近いことが分かった。
噂の『うつけ者』とはどういうやつなんだろうか。
珀はまず、は民達へ信長のことを聞き込んで見ることにした。
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