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ポーーーーン‥‥
軽い音がしてエレベーターの扉がゆっくり開いた
そこにはとても壮大な光景が広がっていた
正面から風が吹き抜けエレベーターへと吸い込まれる
とてつもなく広い空間に、まばゆい光
死角なく差し込んでいるライトは地下とは思えないほど明るかった
そして、真ん中に静止している巨大なロボット‥
これがユグドラシルである
ミラはこの光景に驚かずに再び歩き始めた
ミラが乗るためだけに改造されたユグドラシル
ユグドラシルの“目”は魂が抜けたように正面だけを見つめていた
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