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いよいよテストの最終日になり、学校の雰囲気も明るくなっていた。圭吾も次第に元気を取り戻し、また元の生活になってきていた。
「やっとテストが終わるぜ!!どうする今週？」
次は圭吾の得意教科の社会なので機嫌が良かった。
「とりあえず、また三人でどこか行きましょうよ！」
由紀子も元気だった。(社会苦手教科だったはず…）
「そだね。まさかまたマック食べに行くの？もう後悔したくないからやだよ」
コウは昨日のケーキの事でマックが嫌になっていた。
由紀子が何かを言おうとしていたが、テストが始まるので言えなかった。
それからテストも遂に終わり、学校全体が騒がしくなってきた。そしてまた静まり返った。
「えー、今年も当たり前のように、もうすぐ、体育祭が本校で始まる！お前らは中学に入って初めての体育祭だな。来週から体育祭に向けての色々決める事があるから、そのつもりで！では帰りましょう！」
さっきまで元気だった姿はどこにいったのやら。いきなり圭吾はだらだらし始めた。そして一言。
「何でこうなるの？」
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