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学校が終わり、コウ達三人は埼京線に乗って王子に向かった。
「実はさ、俺こうやって友達と何か食べに行くの初めてなんだー。コウはある?」
「僕もないよ」
「私は女の子どうしで行ったことある」
「そうかー。じゃ~俺とコウは記念すべき日だな」
コウは小学生の時に友達がいなかったので、こうやって友達と話すのが楽しかった。
それから10分程して王子駅に着き、三人はマックへ向かった。
圭吾が頼んだのは、ビックマック3個にポテトのLサイズ、ナゲットは4箱だった。
コウはチーズバーガー2個にジュースのSサイズを頼み、由紀子はハンバーガーを3個注文した。
「お前らそんだけしか食べないのか!」
「圭吾君の食べる量が異常ナンだよ」
圭吾は体格がかなり良く(身長は中学一なのに180センチもある)、運動もコウよりすごいので、これくらい普通なのかなとコウは思った。
食べ終わった後(圭吾がなぜか一番最初に食べ終わった)、三人は小学生の時はどうだったかを話し合った。
6時になり三人は別れそれぞれの家に帰って行った。
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