プロローグ

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-薔薇の咲き乱れる庭園の真ん中、白のガーデンチェアに金髪碧眼の美少女が座っている- 『お嬢様、オヤツをお持ちしました』 『まぁ、犬塚。今日は何を作ってくれたの?』 『今日はお嬢様の好きなお菓子をご用意しましたよ』 『うわぁ!!美味しそう!』 『お嬢様の為だけに腕をふるいましたから』 『ありがとう犬塚!』 -お嬢様が可愛らしくほほえんでいる。幸せな時間が過ぎる- 『……い‥犬塚』 -不意にお嬢様が俯く- 『どうしました?』 『あ…あのね‥‥///』 -よく見るとお嬢様のお顔が赤い、熱でもあるのだろうか- 『私‥‥始めて会った時から犬塚…ううん…七緒のこと――
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