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「いや、明日の夜に帰って来るとして、
その間の真生の仕事は誰がやるんだ?」
「え?源さんでしょ?」
「うん、源さんだな。」
「ひでっ、即答かよ…。」
一の質問に平助達が答えるが、歳三が
「…お前らに決まってるだろうが。」
と低い声で呟く。
「えぇ~、何でですかぁ~?」
「今まで源さんがやってたんだからそれで良いじゃねぇか。」
「え?俺も?何で?」
三人が口々に喋りだすが、歳三は無視して一を見る。
「一はそれで構わねぇか?」
「まぁ、予想はしてましたんで…。
ただ…。」
一は顔を上げた、表情はいまだ曇っている。
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