7076人が本棚に入れています
本棚に追加
「さすが、百戦錬磨の人が言うと説得力が違うよね~。」
「てか、何で総司を探しに行かせたんだ?
見付からねぇって自信満々なのに…。」
二人がぶつぶつと小声で囁いていると、
「…早くしないと、終わらないぞ?」
一が横から二人を急かした。
「一君は気にならないの~?」
平助は一の落ち着き様に、少しだけ苛ついていた。
左之助は少し離れた所に移動して片付けている。
「…。」
無言の一に、平助はさらに話し掛ける。
「山崎さんといても総司といても、真生ちゃんが危ないのは分かってるんでしょ~?」
最初のコメントを投稿しよう!