我、破壊を求めたり

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「むぅ、このお兄ちゃん強いのだ」 「鈴々、不毛ではあるが2人でいこう」 「うんなのだ!突撃!粉砕!勝利なのだー!」 「はぁぁぁぁあああ!!!」 この2人は中々良いコンビネーションだ だが、俺の相手ではない 猛攻をいなしつつ黒髪の方へと斬撃を繰り出す 「ううっ!」 「愛紗!うにゃにゃにゃにゃにゃー!」 戦いにおいて冷静さを欠いたらその時点で負けが決まる こいつは終わり 「うにゃ!」 「愛紗ちゃん!鈴々ちゃん!」 女が近付いてくるが明らかに武人ではない かと言って頭も良さそうではない 真名を呼んでいるあたりこいつらの主ってところか 「名は?」 「え?りゅ、劉備です」 ふーん・・・ 切っ先を残った連中に向けていく 「北郷一刀。一様天の御使いってことになってる」
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