我、破壊を求めたり

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「中々良い判断だが・・・俺は降る気はサラサラない」 「あら、張角達がどうなってもいいの?」 良くないが まぁ、こいつらにメリットはないからな 恐らく殺しはしないだろう 「おいお前・・・」 「わ、私か?」 チャイナドレスで蒼い髪、弓を構えた女に話しかける 「俺についてこい」 「「は?」」 説明が足りなかったか 「俺が無事に逃げる為、張角達の無事を確保する為。まぁ、人質だ」 金髪ドリルが呆れ顔で溜め息を漏らす 「貴方ねぇ、秋蘭は私の部下よ?そんな真似させると思う?」 普通は有り得ないだろうな。俺が主だったら絶対に許さない 「ウグッ!」 「だが貰っていく。いつか返す。そうだなぁ・・・天和達の無事が確認できたら返すよ」 気絶させた女を担ぎ上げ最高速度で駆け抜ける この早さには誰もついてはこれないさ・・・
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