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「あー!蒼兄が姉さんに見とれてるー!ちぃーも見てよー」
天和とは真逆なスタイルの地和が可愛いポーズをとっている
「え~!蒼は私だけ見てればいいんだよ~。えぃっ」
ふにゅっ
背中に当たる感触
あえて説明はしないでおこう・・・うん
「離れてよ姉さん!それに蒼兄もデレデレしないで!」
「私の体で蒼は骨抜きだよ~」
ギュッギュッと押し付けてくる
だから何かとは説明はしないでおこう・・・説明しない――――
「て、天和?離れてくれると有り難いんだが」
「え~!蒼は天和のこと・・・嫌い?」
ウルウルとした瞳でこちらを見上げる天和は捨てられた子犬ように縮こまっていた
狙ってやってるんだよな
「えっとな、だから、色々と問題があるわけで、嫌いという訳じゃ・・・」
「じゃあ好きなんだね!」
今度は前にくるダブルメロン
顔です。顔でフニュフニュ言ってます!
「離れてってばー!」
地和が必死に引き剥がそうとしているが、何故か天和はビクともしない
女って・・恐い
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