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「んー…トランプというのは全部でダイヤ、スペード、クローバー、ハートの4人で君を殺しにくる兵士達のことさ」
「…いやに親切ですね…私をわざわざ直してくれる方に届けたり相手の情報を教えたり…まさか本当に先ほどの質問の為ですか?。」
単純なお人好しには見えない
自分の利益を考えるならあまりにも損が多い
下手をすればカノン自身危ない筈だ
「自分はクイーンが大嫌いなんだ。」
語尾に♪がつくのではないかというくらいに爽やかにカノンは答えた
「…だからクイーンという方に苦汁をあじあわせようと?」
「……まあそれもあるな。安心しろとは言わない信用してくれとも思わないただ今は君の味方さ」
「今は…ですか」
復唱したノアににっこりと笑顔で答えるとカノンは紅茶をのみきった
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