変わったこと

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気が付くと 暗い暗い闇が広がっていた 果てしない先も自分の姿も見えない 人ではない自分 壊れてからどのくらいたったのだろう? 「……シ……ア」 動かないと思っていた口から声が出た おそらくこれが最後だろう そう思っていた 「意識が戻ったというべきかしら?それとも、寝言かな?」 女の声がした 一体誰なのだろうか 私はまだ生きていたのだろうか? ゆっくり目をあけるとそこには見知らぬ女と見覚えのある女…というかヒューマアンドロイドがいた 「……」 「おはよう」 「おはようございます」 目の前にいる女性が挨拶したので挨拶を返す なんといえばいいのだろうか 「認識は出来ているかしら?」 「えぇ。完全とは言いがたいですが80%は良好です」 「そう。ならよかったわ」 にっこりと女性は笑って言った。 この状況はどういうことなのだろう
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