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梨華》
いいのか私…
あのままでは
甘寧が…
なんであいつを
心配して…
クッ…クソッ❗
思春の元へ戻る梨華
そして思春は
足が痛み膝をつく
兄貴》
ヘッ
足を怪我して
立ち向かうとは
鈴の甘寧も
他愛もねぇな
思春》
ここまでか…
族が思春の後ろから
斬りかかると
一つの影が
ヌンチャクで
族を殴りつけた
兄貴》
誰だ⁉
梨華》
我は凌公績❗
甘寧の助太刀に
参った‼
ヌンチャクを構え
思春の前に立つ
思春》
凌統…お前…
梨華》
勘違いしないで
甘寧…
あんたを討つのは
私だけよ…
思春は少し微笑み
梨華と背合わせにして
構える
思春》
私も同感だ…
お前の首は
私だけのもんだ
二人》
ハァー‼‼‼
そして族達を倒して
全滅させた二人
梨華》
ハァハァ…
思春》
ハァハァ…やるな
貴様…
梨華》
あんたこそ…
思春の腕を掴み
肩に担がせ
歩き出す
思春》
凌統…貴様とは
別の形で
会いたかったな
梨華》
フン…くだらないわね
私はどんな形でも
お断りよ…
思春は少し顔を
逸らして
思春》
すまなかった…凌統…
呟くように言う
梨華》
なんか言った?
本当は聞こえたが
わざと言う
思春》
いや…なんでもない
そして二人は
城へ帰還し
梨華は孫堅達に報告し
思春は治療に専念した
そして数日後
足が完治した思春は
城の通路を歩いてた
すると壁の奥に
梨華の姿が
思春は立ち止まる
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