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スプリングフィールド
M14 EBR
口径…7.62mmX51
重量…4.6kg
装弾数…20発
発射方式…単射/連射
発射速度…750発/分
M14ライフル。
M14の登場はベトナム戦争である。
第二次世界大戦、朝鮮戦争と、アメリカ軍を支え続けたM1ガーランド小銃の後継としてその機構を元に開発されたのがM14である。
しかし、ベトナム戦争ではジャングルでの戦闘が中心で、長い全長のM14は、取り回しの悪さから米兵たちには不評だった。
結局、後に登場したM16小銃に制式小銃の座を明け渡してしまう。
ジャングル戦では、M14の持つ長い射程、高い威力より、M16の持つ軽さ、取り回しの良さの方が重要だったのである。
しかし、命中精度の良さから、狙撃銃に改造され使われ続けた。
1990年代になると、湾岸戦争などに参加した米兵から、M16の使用する弾薬、5.56mm弾の威力不足が言われ始めた。
5.56mm弾は弾が軽く、大量の弾薬が持ち運べるものの、7.62mm弾に比べ、弾が軽いため威力が格段に低く、射程も短かった。
ここから再びM14の再評価が始まったのである。
M14は徐々に現代化の改造が施されてゆく。
ここで開発されるのがM14 EBRである。
EBRは、様々なパーツを装着できるようレイルが装備された型で、多様な作戦に対応できる。
レイルはハンドガード上下左右、機関部上部に装備。
さらに伸縮可能な金属製ストックも装備している。
このM14 EBRを装備するデルタフォースのヘンリー少尉は、ハンドガード下部にフォアグリップ加え、バイポット(2脚)、左にはレーザーサイト、右にはフラッシュライト、上部はパーツなしとなっている。
機関部上部は作戦に合わせた光学機器を装備する。
ヘンリー少尉はこの銃をとても気に入っており、どんな作戦でも愛用している。
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