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登場兵器解説
豊和工業
64式7.62mm小銃改Ⅱ型
口径…7.62mmX51
重量…4.2kg
装弾数…20発
発射方式…単射/連射
発射速度…500発/分
64式小銃を空挺部隊向けにということで試作された小銃。
変更点は固定銃床を折り畳み式の銃床に、各動作不良点の変更、改善である。
動作不良点はいままで各部隊レベルでの補修に止まっていた点を、根本的に改良。
結果、非常に扱いやすい小銃に変化した。
ここまでが改Ⅰ型の変更点。
改Ⅱ型は、上記の変更点に加え、外装品、光学機器の装着が容易なようにレイルを装着した型。
ハンドガード左右下、機関部上部にレイルを装着できる。
機関部上部の光学機器用のレイルは、本来、排莢の影響で位置が高く、チークパッドを付けないと使用できないものだった。
しかし、排莢口を大型化することで、レイルの位置を低くすることに成功。
非常に使い勝手が良くなる結果となった。
ハンドガードの左右下にもレイルがあるため、レーザーサイトやライト、フォアグリップなどを装着でき、現代小銃にも引けをとらない小銃となった。
しかし、予算の削減で製造数は2丁と、かなり少なく、結果的に空挺部隊などには行き渡ることはなかった。
主人公である鈴原は、この64式小銃改Ⅱ型の数少ない1丁を偶然発見し、愛用している。
機関部上部のレイルには小型スコープが搭載され、ハンドガード右にはフラッシュライト、左にはレーザーサイト、下にはフォアグリップと、かなり扱いやすくなっている。
整備もよく行き渡り、最高の命中精度を誇る。
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