エピソード1

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「飲むに決まってんじゃん。」 「じゃあ、自分の分を取ってこいよ。」 ・・自分のならいいか・・・。 私は立ち上がるとベッドの脇にある冷蔵庫に向かった。 扉を開いて缶ビールを掴んだ瞬間・・・ 『綾、パス!!』 突然、大きな声が響いて、驚いた私は瑞貴目掛けて缶ビールを投げていた・・・。 勢いよく瑞貴に向かって飛んで行く缶ビール。 それは、見事に瑞貴の手の中に納まった。 「サンキュ!!」 勝ち誇った笑みを浮かべる瑞貴。
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