番外編 温もり

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午後の授業開始のチャイムと同時に眠りに落ちまだ起きない。 軽く5時間以上も寝返りひとつせずに眠っているこいつ。 ・・そろそろ起こすか・・・。 そう思ったのは1時間前のこと。 今日、こいつはバイトに行く日。 一度、家に帰って準備をするならそろそろ起こしてやらないといけない。 ・・でも、もう少しこいつの寝顔を見ていたい気もするし・・・。 出来ればバイトに行かせたくない。 それは俺の完全な独占欲。 自分でも分かっているけど・・・。
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