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2人が俺の目の前の席に座ったから注文をとる 「…いらっしゃいませ。BARへは初めてですよね?何にいたしますか?」 「…えっとー」 近くまできたからわかったんやけど、手越さんの連れの人は背がめっちゃ高い! 声も低くてええ声やと思う… なんて思ってたら… 「山下先輩はいますか?」 「…え?」 注文を言うんかと思ったら…手越さん、それは何の注文?;; 「あ、こら裕也!まずは注文せな!」 「えー…なんでもいい。俺はとにかく山下先輩に早く会いたいのー」 「裕也ー;;」 まさかのぴぃ目当てやったんか;; しかも話を聞いてれば『山下先輩、山下先輩』って ぴぃの後輩かなんかなんかな? 「…すんません。俺この店初めてやからあなたにお任せってありですか?」 「…え?あ、はい。大丈夫ですよ」 「それじゃお任せを2つ、お願いします」 「かしこまりました」 これがコイツとの出会い。 俺の年下の恋人との出会い。 まさかこんな風に出会うとは思ってなかったけど(笑) それに俺が本当の恋に落ちるなんて…な? てか、まず名前知らなかったし?(笑)
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