-01-

8/10

959人が本棚に入れています
本棚に追加
/129ページ
「あのー錦戸先輩っていつもここでバイトしてるんですか?」 「いや、錦戸先輩やなくていいから呼び方;;…バイト?せやな週3?4?まぁマスターの気分でやっとるよ」 大倉はいろいろ質問をしてくれる。 バイトのことはまぁマスターがマスターやからな(笑) やって、今もおっちゃん達と酒飲んで楽しんどるし(笑) 「へぇー…てか先輩って関西弁使うんですね?」 「おん、大阪出身やもん。普段はなるべく控えてるけどな(笑)大倉は?」 「俺も大阪出身です」 大倉もやっぱり大阪出身だったみたいでなんかめっちゃ嬉しい。 やってな?ここは東京やから友達もみんな標準語やねん せやから関西弁はなるべく我慢してんねん 「大倉はやっぱり関西弁とか控えてるん?」 「いやーさすがにまだ抑えられんくて;;せやったら逆に開き直ろーって思ってます(笑)」 「まぁ俺もそんなもんやな(笑)」 久しぶりの関西弁はとても心地が良い… 「てか、そろそろ敬語もやめてぇや」 「んふwそーですか?」 「ん。せっかく同じ大阪出身なんやし、仲良くしようや」 「ん~やったらなんて呼びましょうかね?」 「ほらーまた敬語ー」 「あ…ごめんな、亮ちゃん?」 「え…?」 …亮ちゃん?亮…ちゃん?…亮ちゃん!! 俺のこと?! 「やっぱりあかんかったかな?」 大倉はちょっと不安げな顔をしながら聞いてくる 「んえ?あ、いや、全然ええよ!急やったからちょっと驚いただけやし(笑)」 「なら良かった(笑)」 ほっとした様子の大倉…あ…可愛い/// って;; にしても…亮ちゃんかー 俺も大倉の呼び方変えようかな… んー… めんどくさいから大倉でええか(笑)
/129ページ

最初のコメントを投稿しよう!

959人が本棚に入れています
本棚に追加