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俺と大倉も良い感じに打ち解けてきて話にも花が咲いてきたころ… 『マスター今日はこれで帰るなー』 なんて声も聞こえ始めてきて、いっぱいだったテーブル席もパラパラと空いてきた。 「亮ちゃんおじさん達も帰るらしいから私は裏で片付けとかしてくるね」 「了解です」 「智君なんか楽しそうだから今日はあの子達が帰るまで自由にしてていいよ」 「ほんまですか?ありがとうございます(笑)」 マスターが気を利かせてくれて店を自由に使わせてもらえることになった ぴぃが楽しんどるって…あいつは何を話しとるんかな? ちょっと気になる俺…(笑) マスターも裏に行ってしまって今はカウンターに俺と大倉。 奥のテーブル席にぴぃと手越君の4人だけ。 「なんかお客さん俺と裕也だけになっちゃいましたね」 「せやな、この位の時間になるとおっちゃん達はいつも帰るからまぁいつものことやな(笑)」 「へぇーそうなんや(笑)」 なんて会話をしてたら…
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