第1章場当たり的、その場しのぎ、手探りの介護

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プロフィール 認知症の症状は、私が思った以上に早かった。毎日進んで行くのだ。 私は、そんな母を見て直感的に母の言動や行動をメモることで、何とか対処しようとした。        そして、その結果、私は、母が、        何を言っても「逆らわない」ことに、        何をやっても「怒らない」ことに、        何があっても「大声を出さない(怒鳴らない)」  ことに、したのだ。母の全てを、そのまま受け止める。「認知症」は「不安」の「病」だと、直感した私は、母と「どんどん会話」することで、少しでも母の「不安からくる気うつ」症状が、緩和出来るのではないかと、思ったのだ。「会話」することで、母が「笑顔」を見せてくれれば、それで良い。母が「笑って」くれれば、それで良い。場当たり的、その場しのぎ、手探りの介護を始めた。 このブログは、そう思った私(かいごさぶらい)と母との「介護会話日記」である。(注)  (注)このブログの既に、平成22年1月に「かいごさぶらい」<上>のタイトルで自費で書籍出版した。  本書は、その第1章分を無料で公開するものである。
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