キチントくんとズボラーマン

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しかし、悪の親玉、ズボラーマンはそんなのを黙って見ているはずがない キチント君ががんばったりしたらいつまでたっても 世界は魔物の心地よい世界にはならないからだ。 ズボラーマンは脱線攻撃の呪文でキチント君を攻撃する。 「ああ、あれをやらないとなあ」パンチだ。 それを食らうと、さすがのキチント君もゆらゆらと倒れてしまいそうになる。 しかし、キチント君はふんばる 「今しなくて、いつやるんだ!」オーラだ。 しかし、悪の親玉、ズボラーマンの執拗な攻撃はつづく 「おなかがすいたよ、そんなことはあとでやればいいじゃないか」チョップだ。 「くっ」キチント君、あやうし!!! グキュルルルル・・・すさまじく、おなかがすいてしまったぞ。 このままでは、立っているのもやっとだ。 「いや、多少おなかがすいてるくらい方が人間は集中できるんだ!」ガッツだ! 愛と正義と平和の為にキチント君は立ちあがる。 「いま、この仕事をやりとげなかったら、きっと、 僕はまた、おなじ失敗をしてしまう。 今日は今日しかないんだ。今は今しかないんだ。 今この命を無駄にしないために、明日死んでも後悔しないように!」 しかし、ズボラーマンのとてつもない爆弾攻撃のような呪文がキチント君に襲い掛かかる。 「どうせ、おれなんか、なにやってもうまくいくはずないんだ。」バスター攻撃だ。   ああ、かったりー、だりぃー、ねみぃー」 ドガガガガガガガガガガーン! 悪の魔物三兄弟「カッタリー」、「ダリー」、「ネミー」が合体してキチント君に取り憑くのであった。 うああああああああああああああ キチント君は今日も敗れてしまった。 「ああ、どうせぼくなんか、いくらがんばったって・・・」 www 明日こそ、がんばれ、また、立ちあがるんだ。 愛と正義と平和の為に 頑張れキチント君、負けるな、キチント君! ・・・・・・・・・ つづく
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