プロローグ

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この話は、無限に存在する平行世界の中の1つの物語である。 『とうとうこの日がやってきたか…』 一人の青年正座をしていた。 『如何なる時も、己の信じた道を進め…如何なる時も、友を信じよ…』 幼い頃に亡くなった両親に言われていた言葉を思い返していた。 『自分の誇りに賭けて、友を絶対に守る!』 誓いをする。 『……………』 青年は一度瞑想をする。 『…………さて』 青年は立ち上がる その後、黒のロングコートを身に纏い。愛用の弓(瀧覇)と刀(朧火)を持ち出す。準備の途中… 『……鏡?』 それは言葉では表せない鏡であった。 『…異様な鏡だな』 手に取り鏡をよく見ようとした時、誤って鏡を地面に落とし鏡を割ってしまう。鏡が割れた瞬間光が輝く。 『なっ!?』 その光は一層に輝きを強め、そのまま青年を包み込む。 『くっ!?』 光が消えた後、青年の姿は消え去っていた。
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