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~Side?~ 『詠ちゃん、なんか向こうの方光ってない?』 私達は黄巾党の討伐に来ていた。 みんなの活躍もあって無事に討伐出来たけど、西の方角が突然光りだした。 『本当ね、気になるわね…月はこの場所に居てね?念の為に華秋は月の護衛について!霞と恋は私と一緒に来て!』 『承知した』 『分かったで!』 『………コク』 詠ちゃん達は、私と華秋さんを置いて西へ向かった。 ~Side詠~ 『確かこの辺りの筈なんだけど…』 私達は今森の中を歩き回っている。私は光の正体を調べる為、霞と恋を連れて来ていた。 『!?……誰!?』 突然恋が声を出し、武器を森の奥に向け構える。 『ちょっと恋!?どうし…』 『詠、ちょい静かにしとれ!……何かおるで!』 私の声を遮り、霞も恋と同様に森の奥に向け武器を構え警戒し始める。 『……え!?』
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