扉が開く

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すると森の奥から足音が聞こえてくる。 そこには変な服装をしている男が、深紅の瞳でこちらを見ていた。 ~Side青年~ 『此処は…何処だ?』 辺りを見渡すと木しか無かった。 ………確か旅立つ準備をしている最中に、鏡を地面に落とし…鏡が割れた途端急に光りに包み込まれて… 『それよりも…此処は一体何処だ?前に居た場所とは明らかに雰囲気が違うのは感じるんだがな…』 もしや此処は前に居た場所とは異なる場所なのか?…これも俺に与えられた試練だと言うのか? 『…………』 俺の武器は…あるな。さて、どうするか… 『……悩むのは後回しだ』 今は悩むより行動する事の方が優先だな。 俺はひたすら歩いた。
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