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アキト君は人気者のようだ。 晏堂ハジメ 「さて、何かやることはないかな?」 そう思いカバンに手をかけている最中に明らかにアブナイ男子が話かけてきた。 明らかにアブナイ男 「グヘヘヘへ。そこの色男さん。初めまして。私は沖山(オキヤマ)と申しますです。ところで、貴方は女子に告白する時どうしますか?」 いきなりの質問で僕は我を失いかけた。 晏堂ハジメ 「えっ!?えーっと…とことん攻める?」 (何だこいつ?) 沖山 「わかりました。」 そう言い残すと沖山はすぐさま教室から出ていった。 そして突如廊下が騒がしくなった。その原因は言うまでもなく 沖山 「グヘヘヘへ。女子~」 ドタドタドタドタ 女子生徒 「キャーッ!!」 女子の甲高い声が廊下中に響いた。 女子生徒 「来ないでこの変態っ!!」 バチーン 沖山 「うぅぎぃゃ~。」 断末魔が廊下中に響き渡る。 ……… 僕は何もしてないよね?
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