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「そのドワは開かないはずよ」
変態は私の言葉を聞くと完全に勝ち誇った顔でポケットから、鉄の輪についた何十個もの鍵を取り出した。
「まさか!!」
「分かったか、俺はこの学校の開かずの扉の鍵を持っているのだ!!」
カス変態は馬鹿のように笑いながら食堂に向かう。
カスきも変態がここにいるのは仕方がない。しかし私は一番にゴールドあげぱんを買うために作戦を練ってきたのだ。それだけは果たさせてもらう!!
「待ちなさい!!」
「何だ、俺のゴールドあげぱんが待ってるのだ、邪魔をするな」
「これを見てもまだそんなこと言えるのかしら」
「………何だ??」
私は六枚の写真を取り出した。そこに写っているのは私のクラスの可愛い女の子達だ。これは対変態用のために土下座して撮らせてもらった写真――いわゆる切り札だ。
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