4人が本棚に入れています
本棚に追加
「秋山!!窓から出るとは何事だ!!」
私の名前を叫びながらジャージを着た体育の先生が走ってきた。さらにその後ろからは、ゴールドあげぱんを買うために全力で走る生徒の集団があった。
私はただボーッとした目で変態を見てみる。変態は嬉しそうに金色に光る黄な粉のふんだんにかけられたパンを頬張っていた。
それから私は生徒指導室でみっちり説教をくらう。勿論ゴールドあげぱんは買えていない。
これが私と変態の初めての争いである。この後も、変態は開かずの扉を開けれる不思議な鍵と人間離れした気持ちを害する性格により私を邪魔することになる。
最初のコメントを投稿しよう!