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充血した乾燥した目の俺は掃除道具倉庫に訪れている。俺は無造作に置かれた雑巾や箒を避けながら奥の壁と同じ色のドワに近づく。
俺はポケットから鍵がジャラジャラとついた鉄の輪を取り出す。そしてドワノブに刻まれた数学のルートの記号を見つける。
たくさんの鍵から同じルートの刻まれたものを見つけ、それを鍵穴にさす。
ガチャッ
俺のみが通れる道
ここから変態を見つけだし、クラスメートに渡す。そうしたらクラスメートは俺のことを変態としてでわなく、頼れる男だと見てくれるはずだ。俺は自分の汚名返上のためとクラスの女性達の後ろ髪のために開かずの扉のなかに入っていった。
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