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水曜日
私の初ゴールドあげぱんを祝うように、天気は快晴だった。
私は音楽の授業の始まる前に一番最初にきて、いろいろな仕掛けをした。
キンーコンーカンーコン
作戦開始だ
学級委員の号令で礼をした瞬間クラスのみんなが前と後ろの二つの扉に向かい走り出した。
走り出さなかったのは、私と変態の二人だけだった。
後ろの扉に向かった者達は叫び声をあげだした。
「開かねえぞ!!」
「嘘おっしゃい、私に任せて……本当に開かないわ」
私は心のなかで笑う。その扉は外側からつっかえ棒により開かなくなっているのだ。
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