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少し目が潤んだけど、一生懸命飲み込んだ。
「もう、部屋は取ってますよ。
行きましょう。」
中に入る時、彼に先に入らせて逃げないようにした。
「彼女は私の親友なの。とても可愛いでしょ。
彼は高校の時の先輩。いつも写真見せてたけど、俺様でナルシストだから気をつけてね。」
彼女に見惚れてボーっとしてる彼を見るのは辛かった。
「おい、どういう事だ「じゃ、そういうことで。後は二人で仲良くね。」
ダッシュで家に逃げ帰った。
涙を出さない泣き方は、もう何回もやって慣れっこだから。
その月からもうメールは来なかった。
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