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秋「省吾おは、待たせたな。」
省「はよ。んじゃ行きますか~?」
朝の挨拶を済ませソファーから立ち上がり、玄関に向かう。
秋「あ、はる兄。今日遅くなる」
遥「はいはい。ご飯はちゃんと用意しておくよ」
くつを履き、遥に手を振りながら玄関からでる。
秋「よし。灯先輩の家に、怪しい輩がいないか張り込もう」
遥「その時点でお前はもう不審者だよな~。バレたら、嫌わ~れ~る~♪」
秋「変な歌を歌うな。ちぇー…やっぱり無理か。」
灯の家に行こうと提案するも却下され、歩きながらふてくされる。
秋「なぁ、おい、あれ。あのおっさん…。見覚えないか?」
省「ん~?どれ~?あ、ん~…?思い出せない~。」
泉が中年の男を指差した。
秋川も見覚えがあり、思い出そうとしている。
省「ま、いっか~。いつか思い出すよ~。」
結局思い出す事を放棄し、雑談しながら目的地に向かって歩きだす。
【泉の引っ掛かり】
泉「あのおっさんどっかで…」
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