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綾「どうだった~?」
灯「なんかマシンガンみたいに喋ってきた」
それは逆に聞いてみたい。と笑う名波に、凄かったよ。と曖昧に笑って返す。
綾「やっぱり止めとく~」
灯「なんで?」
綾「本当に凄そうだから~」
そういって鞄から弁当を出す。それを見て坂本も鞄に手をつっこんだ。
坂本が弁当を机の上に置くと、ちょうど清水がやってきた。
清「おっ!お前ら持ち弁か?どんな弁当なんだ?」
どうやら坂本達の弁当の中身が気になるらしく、弁当箱をジッと見ていた。
綾「普通だよ~?」
灯「私も。特に変わった物ではないよ」
そう言って弁当箱を開ける。中身はご飯と数種類のおかずが入っており、いたって普通だった。
清「うぉお、美味そうだな」
綾「そお~?ありがと~」
よだれが出てきそうな勢いで弁当をガン見してる清水に、坂本がご飯は?と聞くと自慢気にあれだ!と指を指す。
坂「ん?これ?」モグモグ
荒「まあいつも通りだな」モグモグ
指を指した先には清水の弁当を坂田と荒木が食べ漁っていた。
清「俺の弁当がーー!!」
それを見た清水の絶叫がクラス中に響きわたった。
【名波さんの喜び】
名波「弁当を誉められた~」
坂本「良かったね」
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