非日常が始まりました

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清「お…俺の弁当が…」ガクッ 坂「まーまー元気だせよ」ゴソゴソ 荒「こんな日もあるって」 空になった弁当箱を見てうなだれる清水を空にした張本人達が声をかける。 清「うるせー!てめえらほぼ毎日じゃねえか!」 坂「あれ?そうだっけ?」ヒョイッ 荒「まーまー…ほら、このパンやるよ」ポイッ 声を荒げている清水にどこから取り出したのか、荒木が手に持っていたパンを投げる。 清「おうサンキュ……ってこのパン、俺が朝に買ったやつじゃねぇか!」 荒「あれ?バレた?」 清「バレるわ!!どうやって取ったんだよ!」 坂「さぁ~?マジック?」 騒いでいる3人に昼食を食べ終わったクラスメイト達が参戦し始めた。 そんな光景を灯と綾架は、仲良いな~と思いながら弁当を食べ終わり片付ける。 灯「教室はいつもこんな感じなのかな?」 綾「ん~?そうじゃないかな~?みんな楽しんでるし、いい雰囲気だよね~」グテー 未だに騒ぎ続けるクラスメイト達を笑いながら見ていると、予鈴が鳴り始めた。 清「やべ!俺昼食食べてねぇ!」 ク「委員長あと5分あるぞ」 ク「パン2つは食べれるね」 こうして教室での昼食時間は賑やかに終わった。 【清水君の昼食】 清「」モグモグモグ ク「5分でパン3つ…だと…!?」
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