非日常が始まりました

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秋川side 泉「うあー、つまんねー」ズズー 秋「何がでござるか?」モグモグ 泉「灯先輩と食べれないことだよ」モグモグ 秋「まあ、こんな日もあるでヤンス」モグモグ 机に頬を乗せながらパンを食べる泉に普通にパンを食べる秋川。 泉は顔がいいだけにだらしなく食べても様になっていた。 泉「灯先輩に食べさせてもらいたーい」ズズー 秋「『あーん』ってか?」ズズー 泉「いや、パンを千切って足下に投げてだな『ほら、ブタのように汚く食べな!』って蔑んだ目線でやって欲しい!」ガタッ 秋「不可能ダナー」モグモグ 泉は興奮のあまり立ち上がり、秋川は明後日を向いた目線で棒読みな言い方をした。 泉「くっ…!天使のように優しい灯先輩には無理か」 秋「天使まではいかないと思うけどな。つーか普通の人でもやらないわ」 泉「どうしたら…」 秋「やらない、ってかできないだろ。んなもん」 ク「あ、あの…泉君!秋川君!」モジモジ 机の上で握りこぶしをつくっている泉とそれを冷たい目で見てる秋川に女子クラスメイトが話しかける。 ク「これ…貰って下さい!」サッ 秋「クッキー?ありがとう」ニコッ 女子クラスメイトが差し出した小袋を笑顔で受け取ると、女子クラスメイトは顔を真っ赤にして自分の席に戻っていった。 泉「また?」 秋「らしいな。お、手作りか」 泉と秋川がクッキーを食べてると予鈴がなった。 秋「ん~、残りは帰りながら食べるか~」 泉「そだな」 【泉君の今日の贈呈品】 泉「また手作りか…」 秋「手作りってなんか籠ってそーで怖ぇーよな」
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