非日常が始まりました

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キーンコーンカーンコーン 綾「今日も一日お疲れ様でした~」ノビッ 灯「そっちこそお疲れ」ゴソゴソ 最後の授業が終わり、帰りの準備をする二人。 省「坂本先輩、名波先輩お疲れ~っす。途中まで一緒に帰らないっすか~?」ガラッ 綾「いいよ~」 灯「珍しいね」 帰る準備を終えて、秋川がもたれてるドアの方に向かう。 綾「泉君は~?」テクテク 省「あいつなら先歩いてるんじゃないですか?」テクテク 灯「待ち合わせとかしないの?」テクテク 省「何も言わないででてきたんだにゃー」テクテク 綾「あ、あれじゃない~?お~い」テクテク 綾香が前を歩いている人に呼び掛けると前を歩いている人が振り返った。 どうやら秋で当たっていたらしい。灯を目指してすごい勢いで逆走してきた。 秋「あーかーりーせーんーぱーい!」ダダダッ 綾「すご~い、速~い~」ピタッ 省「つまずくぞー!」 秋「だーいじょう…うおっ!」 ガッ 秋は省吾の心配した通りつまずいた。 それもすごい勢いで走ってきたせいかつまずき方が尋常じゃなかった。 このままでは灯にぶつかり押し倒してしまう勢いだった。 秋「灯先輩よけてー!」 灯「ギャー!こっちくんなー!」バシッ!! 秋「グフっ!!?」ドサァァ 灯は右に避けながら迫り来る泉の顔面を思いっきりビンタした。 秋「ハァハァ…ナイス、ビンタ!」グッ 秋はビンタされ地面に叩きつけられたが、嬉しさのあまり興奮しながら灯を見上げ親指を立てた。 …その目線の先にはスカートの中にあるピンク色の可愛いパンツが。 灯「にゃあーー!!」ドガッ 秋「ゴハァ!!」ズサー 秋は灯に思いっきり顔面を蹴られ、意識を手放した。 右側だけ異様に凹んだその顔は幸福感に満ち足りていたと言う。 【今日の坂本さんの災難】 灯「見られた…」ドヨーン 綾「まあまあ、泉君だからいいじゃない」ポンポン
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