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綾「そういえば明後日の調理自習何作るのかな~?」テクテク
灯「先生はマカロンかクッキーで迷ってるって言ってたね」テクテク
省「いかにも女子って会話ですにゅ」テクテク
秋「あ!昼にクッキー貰ってポケットに入れっぱなしだったの忘れてた!」
秋はゴソゴソとポケットを漁り可愛いラッピングの小袋を取り出した。
綾「わ~、可愛い~、なにそれ~?」
秋「昼食時間にクラスの女子から貰った物です。食べます?」
綾「二人ともイケメンだもんね~モテるよね~」
省「そこそこですにゃ」
灯「私達と居るより彼女といた方が楽しいんじゃない?」
省「そうでも「そんな事ないです!!」」
省吾が言い終わる前に秋が言葉をかぶせて言い切った。
秋「彼女と居るより灯先輩や綾架先輩といた方が楽しいです!」
省「叩かれたり罵られたり蔑まれたりすると嬉しいもんにゃ」
灯「いや、別にそこに嬉しく思われても…」
省吾の発言に灯は複雑そうな顔をする。
綾「そうだ~、明後日の調理自習で泉君のために作ってあげたら~?」
灯「え!?」
秋「まじですか!?やった!あ、おはぎには針を入れてくださいね!」
灯「嫌だよ!まずおはぎじゃないし!クッキーかマカロンだし!」
秋「え!?じゃあ生地にカラシとかワサビを…」
灯「練りこまないよ!せめてハバネロだよ!」
秋「灯先輩の手作りのクッキーが激辛のハバネロ味…」ハァハァ
秋は食べた時の刺激を想像して息を荒くしていた。
【泉君の危険思想】
秋「ああ!そんな!口の中が…!」ハァハァ
省「少しは自重しろよ…」ハァ
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