非日常が始まりました

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そして運命?の調理実習の日が来た。 灯「はあ…なんで一時間目からなんだろ…」 綾「両方作る事になったからじゃない~?」 灯「まさか先生が『三、四時間目は俺の授業だから潰して家庭科にしよう!そうしたらマカロンもクッキーも作れる!』って言うとはね」 綾「その後の『そして女子は俺にくれ !現役女子高生からの手作り…青春だ!』とか面白いよね~」 灯「変わってるよね…」 綾「そだね~…息荒かったもんね~」 灯と綾架の会話が途切れ家庭科の先生が手を叩く。 先「はーい、みんな注目してねー!これからレシピを書くからね!」 そう言って先生はホワイトボードにレシピを書き始めた。 ホワイトボードにレシピが書かれていく様をぼんやりみてると綾架が何かに気づいて灯の肩を叩いた。 灯「なに?」 綾「あれ~」ピッ 綾架が指差した方向を見ると窓際に息を荒くした秋とため息をついている省吾がいた。 よくみると秋の手元には右手にハバネロソースとブラックペッパー、左手にはカラシとワサビと七味唐辛子が。 灯は香辛料が目に入った瞬間速攻で目を逸らし、その横で綾架が必死になって笑いを堪えていた。 【泉君の危険思考】 秋「足りないと思って持って来たぜ!」ハアハア 省「まじで入れたのを食べる気?」ドン引き
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